2020.11.28源庫

幸せの種をまく ~喜びの循環~

「どうしてあの人ばかりいい目を見るの?」
「私にはいいことなんて一つもない」
「あいつはいつもツイている」
「俺は何でいつも問題だらけなんだ?」

何事にも理由がある。
人の幸、不幸にも法則がある。

“幸せな心は幸せを呼び、不幸な心は不幸を招く。”

幸せな人の心は明るい。感謝や喜び、遊び心で溢れている。
そんな人のところへは、自然と明るいものがやってくる。楽しいことがやってくる。豊かさがやってくる。
不幸せな人の心は暗い。妬みや恨み、恐れや愚痴に陥りがちだ。
そんな人のところへは、自然と暗いものがやってくる。不快なことがやってくる。貧しさがやってくる。

もう一つ、“循環の法則”というのがある。

幸せな人は、嬉しいことがあると、みんなに喜びを恵む。それが巡り巡って、自分に還ってくる。そしてまたその喜びをみんなに恵む。
不幸せな人には、なかなか嬉しいことがやってこない。やってきても、疑ったり警戒したりして、素直に受け入れられない。たとえ受け入れることができても、独り占めして容易には他に恵まない。そこで幸せの循環は止まり、再び不幸せに陥ってしまう。

一方で、嫌なこと、好ましくないことが起きた時はどうか?
幸せな人は、心に余裕があるので動揺も少なく、簡単には挫けない。気分を切り替えたり、受け流したりして、大過なくやり過ごすことができる。そこで不幸は止まり、それ以上続かない。
不幸せな人は、「またこんなことが!」と憤り、心は怒りや悲しみで揺れ、愚痴ったり、八つ当たりしたり、暗く落ち込んで見せたりする。それが周りの心も暗くして、荒ませる。そうして自分でまいた不幸が、巡り巡って、返ってくる。そして、その不快や不満を、またみんなにまき散らす。

幸も不幸も循環する。
不幸の循環は、どこかで止めなくてはならない。止めれば、いずれ返ってこなくなる。
幸せの循環は、どんどん広げていく。恵むほどに自分も周りも豊かになる。

因果応報というのは本当だ。
人は誰もが常に、自分でまいた種を刈り取る。

今日、あなたはどんな種をまくのか?